川北英隆のブログ

街中の車は自転車になーれ

ネットのニュースを見ていると、警視庁が道路の速度規制の見直したという。2009年、17年ぶりに基準変更されたのを受けたものらしい。京都の街中も、これで多少安心して歩けるようになるのか。
具体的には、一般道の速度の上限を60キロから80キロに引き上げることと、住宅街での速度の上限を引き下げたとのこと。今回はその上限速度の変更区間を決めた。
そもそも日本の一般車道での上限速度は低すぎる。今の自動車の性能の向上を反映していない。速度を出せるところは上限を引き上げていい。山の中では自己責任でがんがん走ればどうか。その代わり、町中に入れば速度を大幅に引き下げるべきだ。海外でよくあるように、住宅街の入口に大きな段差を付け、強制的に速度を引き下げさせることも考えるべきだろう。国道沿いに生活している住民にとって、車が一番の恐怖だから。旅行に行くとつくづくそう思う。
また、市街地の中の道は徐行程度で走らせるべきだと思う。今回の見直しで「非現実的な20キロ規制をやめた(30キロ規制にした)」(時事通信)とあるが、自転車並みに走る20キロ規制を残してもよかったのではないか。京都の街中の道(たとえば何々小路)をぶっとばしている車をたまに見かけるが、そんな車に石を投げつけ、フロントガラスを割ってもいいように法律を変更すればとも、たまに思う。年寄りが多くなった時代に、狭い道を猛スピードで走られた分には、きっと死人が多発する。
もっと現実的に、しかも時代に則したように、警察や公安委員会は常に頑張るべきだ。免許書き換えの時に高いゼニをせしめるだけが能ではない。テクマクマヤコンと、鏡にお願いするかな。

2012/11/08


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