川北英隆のブログ

郵便局には降参や

相続手続きの続きである。郵便局から相続の書類の一部が送り返されてきた。「何でや」と言うと、1つは印鑑票を再度書けと命令されたのと、もう1つは僕の名前が違うからということだ。
まず、簡単な印鑑票について。国債の名義を書換するのに、相続人が開いている郵便局の口座と同じ印鑑を使う必要があったのだか(口座がない場合はどうするのか不明)、そんなことは知らずに最初は別の印鑑を押していた。途中で間違いに気づいたのだが、長い住所をもう一度書く気がしなかったので、間違えた印を消して正しいものを押し直した。これが意に沿わなかったらしい。書き直せという。それも、国債が別であれば、その国債の数だけ書き直さないといけない。父親は3つ国債を保有していて、幸い1つは満期になっていた。それでも2つ、書き直しさせられた。それで嫌々書いていたら、途中で住所を間違ってしまった。
それでは名前の相違とは何か。実は「英隆」の隆は旧字体で、生の上に一が加わっている。書類をそれに書きなおすか(その場合、僕の郵便局の口座は今の隆になっているので、氏名変更届けも必要だとか)、今の隆を使っている証明書類を提出しろという。ほんま、降参である。「そこまで字体にこだわるのなら、自分とこの窓口の指導をしっかりとしろや」と思うが、逆らっても相続手続きが遅れるだけだ。幸い、大学がくれた健康保険証は今の隆を使っていたので(大学の事務がいい加減なのか、進んでいるのか)、そのコピーを提出しようと思っている。
で、最後に気づいたのだが、訂正書類を郵便局の窓口に持参しろとも書いてある。書類は事務センターから取り寄せろとか、提出は窓口でとか、困った元官僚の組織だが、やっぱり巻かれるのが一番の近道のようだ。

2013/01/30


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