さまよっていたオランダ人ではない、僕の人民元預金は2年ぶりに日本円となって復帰が決まった。思えば大震災の直前の預金である。安倍ちゃんのおかげで復帰のチャンスが到来した。
当時の円/元のレートは調べないとわからない。ドルは82-3円ではなかったのか。元は少しは対ドルで上昇したはずだ。とはいえ元に交換した際の為替手数料が高いし、元の定期預金の金利は規制金利のために高くなかった。今回の円への転換は「銀行の都合で」強制的に行わざるをえなかったに近いから、大きな手数料は不要だった。以上、いろんなことがあって結局は2年間で2割弱の投資収益率だったか。まあ為替で2割の収益が得られれば良しとせざるをえない。
本当はもう少し元のポジションをと思わなくもなかったが、中国の元気さはピークアウトしたようだし、政治的なリスクも大きくなっている。対ドルで考えた場合、元から独自に得られるプラスアルファの投資収益率は、リスク対比で小さいだろう。とするのなら、ドルでポジションを作った方が望ましい。為替の手数料も圧倒的に安いわけだし。
まあ最後の数ヶ月は楽しませてもらった。目出度し(目出度し、目出度しではない)だった。
2013/03/15