しつこいようだが(ほんま、しつこいなあ)、ラスダシャン山の地形について付け加えておく。写真がそれである。「しつこいけど、何が言いたいのや」との質問に対し、「写真の左側に注目」と言おう。
写真の中央奥の山に特徴的なように、稜線までの右側(南側)と左側(北側)とが非対称である。つまり、右側は緩やかな斜面が続いており、それが左側で突如切れ落ちる。
3/10の写真も、広い意味ではラスダシャン山の北側を写した。実際のところ、アメリカの西部劇に出てきそうな風景だ。
もちろん、放牧地はラスダシャン山の南側を中心に広がっている。3/24の写真の子供たちも南側から来たものと思える。北側に放牧地がないわけではないが、急峻だからそれほど発達してない。
ということで、ラスダシャン山に限れば、高級ブランド品になりうるものを身に着けているのは北側の住民ということになろう。高級ブランド品を身に付けていない者の僻みも、しつこいような。
2013/03/28