ヘルスケア施設と不動産証券化
思い出したのは、「ヘルスケア施設の供給促進のために不動産証券化の手法を用いよう」との研究会の報告書が公表されたことである。ヘルスケア・リートの報告書である。
3/12のブログで書いたように、正式名「ヘルスケア施設供給促進のための不動産証券化手法の活用及び安定利用の確保に関する検討委員会」という舌を噛みそうな長い名称の委員会が終わり、その後、最終の委員会に提示された報告書案の微修正を行った。
その結果が次のサイトに公表されている。
http://www.mlit.go.jp/report/press/totikensangyo05_hh_000021.html
これが高齢化社会の切り札になるのかどうかはわからない。というのも、いつものことながら医療関係者の反対が強いからである。とはいえ、内心の賛同者もいる。
この委員会の座長を務めたのは、証券化に興味があったことはもちろん、老人介護を（と言っても大した状況ではなかったが）実際に体験したからである。
社会問題として早急に何とかしないといけない。興味があれば報告書を読んでもらいたい。今後の手がかりになればと希望する。
2013/04/01
