本日、京都大学の入学式だった。招待されたのか、むしろ出席しないといけないのか、とにもかくにも召集令状により、学部の入学式に出た。式は9時半から30分間だが、集合はその15分前だった。
入学式への出席は僕自身のもの以来だと思う。40年以上前の入学式がどんなのだったかは覚えていないが、今日の入学式が整然としていたのは確かである。大学のクラブだろう、オーケストラがあり、その後に松本総長らが入場し、学歌(そんなものがあったのかと不思議だが)の斉唱、総長の式辞と続いた。
学生はスーツ姿が多い。しかも父兄同伴が多いようで、会場の席全体の4割を占めていた。式辞の間は咳払いもほとんどない。もっとも、咳払いするのは年寄りの証拠だろうが。
総長の式辞は整っていたし、当然言いそうなことを盛り込んでいた。とはいうものの、少し固いというか、言葉が難しいような気がした。相手は昨日まで高校生なのだから適当にというのはともかく、日常の言葉で話しかけるのがいいのかもしれない。なんて、自分自身が話さないので気楽に批評しているのだが。
帰りに紅白まんじゅうをもらった。紅白まんじゅうなんて、いつ以来だろうか。京都の老舗のまんじゅうである。美味かった。「こんなことなら、何回でも入学式に出席すんで」、「なかなか良い入学やった」、なんて。
2013/04/05