今日は温かい一日だった。京都に来たスーチーさんには涼しいかもしれないが。鴨川では川床の工事が始まっていた。連休近くにオープンする。ツバメが河原で巣作りのドロをついばんでいた。
夕方、少し時間ができたので山越えで帰ることにした。
銀閣寺の裏手では木イチゴの白い花が満開だった。実がなっているのを見かけたことがないから、多分誰かが取るのだろう。ヤマザクラが満開を過ぎ、花びらが山道にこぼれている。ウグイスも鳴いている。登るにつれ、芽吹いたばかりの木が目立つようになった。銀閣寺付近と大文字の山の上では少し季節が違う。
大文字の火床(大の字の所)を過ぎるとミツバツツジ(だと思っているが、確認していない)の花が目立ちはじめた。この時期、よく見かけるので最初は「今年も咲いている」と思っていただけだったが、かつて見かけたことがないくらいに、今日は一面に咲いていた。満開である。
写真は、そんなツツジのトンネルである。コンパクトカメラだったことと、夕方は曇だったので、写りは今一だが(それとも腕が悪いのか)。これだけ花が集まっているとレンゲに似たかすかな香りもした。
2013/04/15