川北英隆のブログ

ちまきを食べる

今日、ちまきを食べた。端午の節句が近づくと売られる。「縁起物や」というので、京都にきてからほぼ毎年食べているだろうか。もちろん柏餅も売られるのだが、ちまきの方が美味いと思う。
今日食べたのは5本を束ねたものである。毎年そうだし、3本くらいのは売っていないようだ(僕が買いに行ったわけでないので詳細は不明)。
手に入れたちまきは、大きく青い笹の葉(チガヤの葉にしては大きい)を2枚使って包み、全体をイグサで美しく巻いてある。そのイグサを解き、葉を開くと、その中から長細くて白い、少し円錐形がかった団子が出てくる。
餡はなかったが、団子に砂糖味が付いている。笹と一緒に蒸してあるため、その香りがする。食べると味は上品である。もっとも、3口くらいで食べてしまうのと、蒸された時の雫が笹の葉からしたたり落ちるので、上品に食べたわけでないが。
「それで、写真があるとよく分かるけど」と問いただされると困ってしまう。ブログを書く段になって、「あっ、写真に撮る前に食べてしもた」と思い出した次第だから。

2013/05/04


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