週刊ダイヤモンドに関するブログを書いていると、タイミング良くというか、電話が鳴った。取ると、名乗りの後、「株価が上がっているが、調子はどうか」というような質問があった。
名乗りはよく聞こえなかったし、「調子はどうか」と聞かれて、「えらい儲かって困ってまっ」と答えるわけにもいかないので、「どういう質問なの」と聞き直した。「儲けられてるかどうかと思い・・」というような返事だったので、「セールスに間違いない」と判断し、「セールスには関心ない」と、さっさと電話を切った。
最近、銀行やカード会社もそうだが、マンション系の不動産屋からの電話が多い。かつては商品取引もあった。そういう電話が多くなると市場が過熱気味である。世間では儲けてる話が多いので、電話をすると、焦っている客が喜んで対応してくれるのだろう。マンションの場合、市場環境が悪い時に、在庫を減らしたいというので電話をすることもあるのだろうが。
いずれにせよ、こういう類の電話にろくなものはない。相手の言葉に真面目に対応し、断ろうとすると、それは相手の想定問答にあり、つけ込まれる。「関心ない」と言い切り、相手が受話器の向こうで喋っていようが怒鳴っていようが、委細構わずガシャが一番だ。
まあ、地獄からのお誘いで、受話器の向こうにいるのが餓鬼(子供のことではありません)だと思うと、躊躇なくガシャっとできる。地獄からシャバに這い上がってくるわけでもなし。
2013/05/14