川北英隆のブログ

初夏の最後の大文字山か

大学近くのうどん屋できつねうどんを食べていると、店でかかっていたラジオが九州、四国、中国地方の梅雨入り観測を放送していた。「やはり」と思い、帰りにコンビニで小豆バーを買った。
糖分を摂り、夕方の大文字越えに備えたわけだ。昼に軽い食事だと、時々血糖値が下がり、歩くのがのろくなるから。
今日、大文字を越えたのにはいくつか理由がある。
梅雨入りが今日明日とは思わなかったものの、雨の季節の気配は感じていた。毎回、雨の日に山に登るほど酔狂ではないので(ほんまやで)、晴れているうちと急いだことが1つである。
もう1つは、最近、山を歩く頻度が高くなり、体重が少し減ったことである。
40年近く前に作ったズボンがいまだに履けているとはいえ、昨年末の人間ドックで胴回りが85センチを超えてしまっていた。元々腰回りはがっしりしているので、ベストより1センチ程度太いだけのこと。とはいえ癪にさわっていた。
実は、その太さが解消されつつあると、判明していた。夏用のスーツが傷んでしまっているので、昨日、近くのデパートで作りに行ったことがきっかけである。念のために寸法を測ると、2年前より少し細かった。それに気を良くし、「今日もトレーニング」と思った次第である。
大文字山ではエゴの花が山道に落ちていた。見上げると白い花が咲いている。相変わらずホトトギスが活発に鳴いている。ツツドリの声もする。もちろんウグイスも。多分、梅雨の季節に入ると鳥も大変だろう。その前のつかの間の数日、鳥も、僕と同様に大忙しである。
実は今日、研究室から自宅まで2時間未満でたどり着こうとしていた。結果は1時間50分程度だった。これが自己記録かどうかは分からないが、それに近いのは間違いない。とのことにかこつけ、ドンペリではなく、安いハーフのシャンパンを買い込み、家で一人で祝杯をあげた。心配は無用、カミさんが逃げたわけでない。飲むのが一人だけのことである。

2013/05/27


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