昨日、テレビで、スペインはバレンシア地方の列車の旅と食べ歩きをやっていた。あまりにも美味そうだったので、今日の夜はイタリアレストランに行った。どうせスペインに近いやろというて適当な理由だ。
出かけたのは中京区の堺町・三条通を上がったタントタントという、町家を改造した店だ。創業30年とか。向いにも酒屋を改造したイタリアンがあり、両方ともイタリアの国旗が掲げてある。「競合してるやん」と思っていたが、実は姉妹店だとか。一方は大衆的なレストランとなっている。
家内の知り合いが食べに行って美味かったとか。それもあり、念のために予約して出かけた。小じんまりした店だが、夜は混んでいないような。
コースも5000円からある。今回は単品で注文し、シェアした。好きなのが食べられるから。美味かったのはホワイトアスパラのグラタン風、タケノコと桜エビのスパゲティ、アサリなどの魚介類とトマトのスパゲティ、カサゴ、鴨肉だった。どれもが美味かったということか。残念なのはアルコールが高めなこと。まあ、節酒になるかも。
ソムリエもいるし、シェフはイタリア人のようだった。「夜の、この店だけの入りやったら潰れるな」と思うが、昼が人気なのか。少なくとも向かいの店は流行っていそうだから、採算が合っているのだろう。食材で判断する限り、新鮮で旬のものを使っている。「流行っていない=食材の鮮度が悪い」との悪循環は皆無だった。というか、食材は非常に良かった。
昨日感じたスペイン料理とは微妙に違っていたが、「また行こう」というのが結論だ。
2013/05/30