川北英隆のブログ

東京から大阪へ波照間

今朝、東京で仕事があった。年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の基本ポートフォリオの見直し案を議論した。その後、大阪で不動産投資の研究会があるとかで、梅田まで直行した。
GPIFの基本ポートの見直しはニュースになっている。厚生労働省が認可するまで喋るなと言われていたので、何人かに迷惑をかけたかと思う。とはいえ、見直しと言いつつも、現在のポートフォリオを追認し、海外株式と海外債券を売らなくていいようにするだけのものである。すぐさま市場に影響をもたらすものではない。
その後、新幹線で大阪に向かった。いつも新大阪の手前で「コリスガム」の看板を目にする。「昔あったな」と思う。それだけのことで、すぐに忘れてしまうのだが、今日は覚えていたので、ネットで検索した。楽天にも出品してあった。要は駄菓子屋に置いてあった「当たりくじ付き」のガムである。コリスとは子リスである。そのコリス、現在も大きな工場のように見え、おしゃれな感じもある。現在でもそんなガムを置いてる駄菓子屋があるのか、駄菓子の商売が成り立っているのかと不思議な気がする。
研究会なるものは梅田にある立命館のサテライト教室で行われた。梅田は阪急百貨店の大改修が終わり、明るくなっていた。JR大阪駅も大きく変わり、迷路のような歩行者用の通路も少しはすっきりしてきた。
でも、地下街の凄さは相変わらず。これだけは東京を凌いでいると思う。最近、新宿に行ってないので正確な比較ではないが。ということで、大阪にもまだ少しは元気さが残っているなと思った。とはいえ、少し横に入ると寂しいのだが。
とここで、語呂合わせ的に「波照間てるこ」を思い出した。エンタの神様に出演していた芸人である。その波照間てるこ、いつも最後に一言、「また来っからね」と言っていた。その「約束」はどうなったんやと、気になっている。子供の頃、毎週見ていた番組が打ち切られた時、「またどこかでお会いしましょう」と言うのを信じて、「いつ番組を再開するんやろ」と心待ちしたのと似ている。これもついでにウィキペディアで調べると(暇やね)、2年くらい前から本当に波照(果てる)間になっているそうな。客観的に考えると、「そらそうやろな」。

2013/06/07


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