川北英隆のブログ

カラスの逆切れ

大学で注意書きが回った。カラスに襲われ、頭を怪我した者が出たとか。巣があったらしい。襲われた者の性別、年齢は不詳ながら、箕面のサルの体験からすると、女性か年寄り風の男性だろう。
サルは弱者というか逆襲されそうにないない相手をよく見定める。だから子供や女性が襲われる。昔々、社会人として箕面でゴミ拾いをさせられた(ロータリークラブのえらい爺さんの身代わりになって奉仕させられた)時の体験である。男性はなかなか襲われない。
カラスもサル並に知恵があるから、相手をよく見ている。というので、たまにはいじめることにしている。といっても、殴ったり蹴ったりするわけでない。少しチョッカイを出すだけだ。変に手出しをしてカラスが逆襲してきたら、やはり怖いし。そうそう、北海道の山で大群に出会った時などは、さすがに気持ち悪かった。襲われたら木のある場所に逃げるしかないなと思った。
そのカラス、子育て中は気が荒くなるとか。でも、誰も日頃からカラスに危害を加えてはいないやろと思う。それなのに子育て中とはいえ、巣に近寄ったという理由だけで、無防備な人間の頭を襲うなんて。人間の食べ残しで生活しているカラスの逆切れやないかと思う。
せめて大きなフンを落とす程度にしておいてほしい。これも昔、カラスかどうか忘れたが、鳥にフンを落とされたことがあった。それを見た母親に「ぼんやりしてるからや」と怒られた。母親の言葉の方がフンよりも余程こたえた。それ以来、カラスを電信柱などに見つけると、その下は避けて歩いている。

2013/06/11


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