梅雨時はビワの季節である。冬に白い花が咲く。微かながら芳香がある。葉が落ちず、花も小さいので目立たない。そのビワが一番華やかになるのは実の季節である。
街中を歩くとビワの実が目立つ。いつか写真にと思っていたところ、そのチャンスがあった。
手入れをしていないからか、どの実も小さい。それなのに大きな種が入っているから、ほとんど食べるところがない。今日、小学生がビワの実を落としていた。食べるのかと思うと、遊んでいるだけだ。好きでないのか、道端の実は汚いと母親に言われているのか。
そういえば先日、タワラグミの実を1つ見つけた。グミにしては大きな実だ。もいで家に持って帰ったところ、家内に食べられてしまった。「美味い」といっていたから、僕としては来年を楽しみに待ちたいと思う。
2013/06/14