イランの産業の1つが放牧である。写真はヒツジだと思うが、実はヤギとの区別が曖昧である。性格が異なる(ヒツジは大人しく集団行動・優柔不断、ヤギは単独行動・積極的)とか。
このヒツジ、ケシの花の咲く草原で寝転がっていた。草食動物はケシを食べないようで、そのためにケシの花が群生して咲く。他にも何種類か優勢な植物があった。
このヒツジ、近寄る人間を上目を使って見ているが、まずはとにかく逃げようとはしなかった。逃げるべきかどうか、優柔不断に考えているようだ。通り過ぎたのがすぐ横、踏めるような距離だった。平和な風景である。「ケバブにして食うで」とは脅さなかったが。
2013/07/21