今回のタイでの目的はいくつかあった。その1つが、タイの最高峰、インタノン山(Doi Inthanon、2565m)に登ることだった。タイに行くのなら山にも登りたいと思って調べたところ、チェンマイに近い。
もっと調べると、車で頂上まで行けるとある。車をどう手配するのかが問題だったが、現地ツアーがすぐに見つかった。それも日本語ガイドが付くと書いてある。何社か同じようなツアー会社があった。そこで比較の上、今回は「遊ゆうトラベル」にネットで申し込んでおいた。1日ツアーで、1名の場合は4200バーツ/人、2名では2400バーツ/人、入場(入域)料、昼食代込みである。タクシーを1日チャーターすると3000バーツ程度らしいので、それと大差ないだろう。交渉やら指図やらの面倒なことがない分だけ、ツアーの方が安いかもしれない。
実際のところどうだったのかと言うと、当日は日本語のできる女性ガイドの案内付きだった。最初に山頂下の駐車場まで行った。チェンマイ市内から2時間かかる。車から降りて林の中を1分歩けば頂上だった。インタノン王の墓が頂上にある(写真)。2月頃にバラに似た花や蘭が咲き、綺麗らしい。ただし寒い(雪が降ることもあるとか)。今回は、最初からわかっていたことだが、雨季のため、頂上付近は薄い霧だった。雨に降られなかったのが幸いである。
インタノン山の一帯は国立公園になっている。少数民族も多く、また麓の熱帯雨林から頂上付近の針葉樹林まで、植生が豊かである。滝も多い。チェンマイに行くのなら、是非とも立ち寄るべきだろう。
少数民族と滝を見学し、帰り道でガイドに仏頭果をご馳走になった。彼女はその他にキュウリと柿を買っていた。スマホで日本語を使って買い物の話をしていたので、日本人の知り合いと一緒に食べるのだろう。チェンマイは日本人が多く、日本語のツアー会社はその日本人向けでもあるらしい。
最後に、そのガイドの姉ちゃんにスマホでバカにされた(8/30)わけだ。貧乏な日本人と思われたのか、別れる時にチップの請求も何もなかった。
2013/09/01