タイでの定宿はパヤタイ駅から歩いて5分程度の「プルマン バンコク キング パワー」である。F氏の借りているアパートに近いことから、偶然に見つけたホテルだが、F氏抜きでも至便である。
バンコクの渋滞は有名だ。かつて、空港から市内まで「何時間かかるかわからない」と言われていた。それが一変したのは「エアポート・リンク」という鉄道が2010年にできたからである。そのエアポート・リンクのバンコク市内の終着がパヤタイ駅である。空港から45バーツ、30分程度で着く。1時間に3、4本出ている。今のところ(過去3回の往復で)遅れに出会ったことがない。
また、パヤタイ駅は高架電車(BTS)の駅でもある。これに乗れば2駅でバンコクの銀座、サイアムに着く。歩いて行くことも可能な距離だ(歩道がガタガタなのでお勧めではないが・・、ということは歩いたことがあるということでもある)。
このホテルの部屋は綺麗である。朝食も立派、その代わり、バンコクでは料金が高い部類のホテルだろう。で、問題は、そのホテルの裏というか表だろうか、キングパワーの大直営免税店である。ちなみに、キングパワーは空港の免税売り場も占拠している。
その店が、年々すごいことになっていて、今回は店の大駐車場も、通りも、免税店を目指す中国人観光客とそのバスで超満員だった。写真は酒タバコの売り場である。その他、買い物を終えた客用の待合室にも人がわんさかいた。日本人観光客も居るにはいるが、肩身が狭い。
免税店のみならず、タイの観光地はどこでも中国人であふれている。経済では依然として日本の力が強いようだが、いずれはと思うと、日本企業として油断は禁物だろう。
2013/09/02