というニュースが昨日流れた。面積は日本全体の80%、本州より3割程度大きい。場所は、その本州から1500キロメートル真東にある。南鳥島の真北である(と言われてもよく理解できないが)。
ニュースは、読売新聞の次のサイトにある(他の新聞のサイトでも見たように思う)。
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20130907-OYT1T00834.htm?from=top
かつて、ハワイ付近で生まれた火山が大陸プレートの移動とともに西方に動き、日本海溝の付近で地球の内部に沈み込むと読んだことがある。そうだとすると、この巨大な火山は、もともとはハワイ出身かもしれない。
昔からその付近の海底が浅く、火山があるとはわかっていたらしいが、調査によってその火山が1つのものだと判明したと、ニュースに書いてある。僕の持っている地図(高校用の地図)でも、その形が描かれている。
これまで地球上で最大の火山はハワイ島のマウナ・ロアとされてきた。4000メートル以上の高度と、盾状の巨大な姿が特徴的だ。マウナ・ロアはハワイ島の半分程度の面積を占めるが、ハワイ島は本州の半分弱の大きさでしかない。マウナ・ロアの基盤部分が海底にどの程度沈んでいるのかはわからないものの、高校用の地図で見る限り、今回判明した火山の足下にも及ばない大きさなのは明らかだ。
ちなみに、この火山、火星で発見されている太陽系最大の火山(オリンポス火山)に匹敵するとか。
ということで、真実は常に更新されていく。一つの概念に固執すべきでないとの証だろう。
2013/09/10