昔(というっても5年少し前に)買ったデルのパソコンが壊れていく。そこで新しい物を買うことになり、ついにウィンドウズ8を導入してしまった。そのセットアップと慣れるまでの顛末は。
セットアップは少し腹が立つ。マイクロソフトにいろんな情報を提供しないといけない。「そんなものを集めて何かあるとどないしてくれるんや、陰謀ちゃうか」と思う。デフォルトのセットアップを敬遠し、最小限の情報提供で済ませようとすると結構面倒だ。そうそう、パソコンが本人の物かどうかを確認するため、グシャグシャした文字が読めるかどうか確認させられるのだが、本人のパソコンであるにもかかわらず読めない文字が混じっていたりする。今回は結局3回目で成功した。
次に、これはウィンドウズ8に限らないのだが、ウィルス対策ソフトにも困る。数ヶ月のおまけが(要するにパソコンメーカーとソフト会社がつるんで)付いてくるわけだが、それが好みのソフトではない。迷惑なおまけをアンインストールし、好みのソフトを入手する手間が必要となる。以上の他、プリンターとの接続ソフト、マイクロソフト・オフィス、アクロバットなどを必要に応じてインストールする。
しかし、かつてのことを考えると、メールソフトがクラウド系になったので、そのインストールと設定の手間が必要なくなった。ハードディスクのデータも、大容量でコンパクトかつ高速の外付けディスクが安く手に入るので(すでにそのディスクに必要最小限のデータを格納しているので)、特別のことをしなくていい。これもクラウドに上げればもっと楽になろうが、まだそこまで決断できていない。
以上を終えて、いよいよ本格的にウィンドウズ8のスタート画面との格闘である。確かに「7」までとは大きく異なるので戸惑う。そのうち慣れてくるが、一番困るのがシャットダウンである。「普通は電源を入れたままにしとけ」と言わんばかり、「7」までに比べると電源を切るのに時間がかかる。そこで調べたところ、「ALT+F4」でシャットダウンのボタンを出すのが一番簡単とか。なお、17日にリリースされる新しいバージョン「8.1」ではシャットダウンの方法が改善されているらしい。
IT機器の現状について、まだまだそれを使う状態にはほど遠く、使われる状態のままと思った次第である。
2013/10/12