今日は東京を日帰りした。台風が接近しているので、本当のところ行きたくなかったが、かなり前から約束していた。仕方ないのでネットで情報収集し、決行した。とはいえ、運試しの側面が大きい。
ネットで台風情報の詳細が得られる。台風の進路予想、レーダーによる雨雲の様子、アメダスの降水状況、衛星写真である。それらを総合し、学生時代の山登りで鍛えた?気象の知識に基づき、次のように判断した。「前回の9月の台風と進路が似ているが、秋雨前線がない分だけ雨量は少なく(接近した地域のことは知らないが)、風自体は今日の真夜中までいずれにしても大したことない」と。つまり、「今日の夕方、予定しているように早い時間の新幹線に乗れば、まあ順調に京都に帰れるだろう」との判断である。進路が9月の台風よりも東に逸れてるのも幸いだ。
とはいえ、この判断が完全に正しい保証はない。「まあ、リスクがあるが、たまには仕方ないか」と諦めた。ということで、最初に述べたように、運試しの側面が大きいとの覚悟が必要となる。
幸い、東京の雨が酷くならないうちに新幹線に乗り、帰宅できた。運試しが成功した(悪運に遭わなかった)。名古屋で、紀勢線が止まっているとの情報があった。京都に帰るには関係ないが、紀伊半島の南は大変なようだ。
これで明日の朝、警報が出ていなければ講義ができる。警報で休講になったら補講をやる必要が生じて面倒なので、できれば講義をしたいものだ。
最後に、残念だったのが、万が一の場合に備えて新幹線に持ち込んだパソコンである。本当の出番がなかった。仕方ないので、このブログを、(最後に最後に新幹線が止まったら笑えないから)結末部分を除いてほとんど書いたが、揺れで電車酔いしそうだった。乗り物には弱くないが、強くもない。普段、移動している時には本などを読まない。やはりパソコンを打つのも良くないようだ。周りを見ているとパソコンで仕事をしているのが何人もいる。感心なことである。
2013/10/15