川北英隆のブログ

今日は轢かれても仕方ないやろ

「轢かれたらどないしてくれるんや」という事態が今日の帰りにあった。季節もいいし、運動すると体が温まるしというので、夜、大学から歩いて帰った。時雨れていたが、大したこともなかった。
川端通り、荒神橋の交差点の信号は、北側は複雑なものの、南側は普通である。南側の信号が青になったので渡っていたところ、川端通りの南側から音がした。何の変哲もない信号だから、その音の主は止まるはずと判断し堂々と渡ろうとしたところ、横断歩道を越しても止まる気配がない。バカ兄ちゃんがバイクで突っ込んできたのである。睨みつけてやった。怒鳴るとどうなるのか予測できないので、そこまでしなかった。茶髪のバカ兄ちゃん、そのまま赤信号を無視して交差点を越えていった。
僕が流行のようにスマホにかじりついてたらどうなったことやら、注意深く交差点を渡ってて事なきをえた。人間は赤信号でも注意深く渡っていいが、乗り物はそうはいかない。前者は交通事故で被害を受けるだけ。後者は被害を与えかねないからだ。何て、自己中心の主張かもしれないが。
京都ホテルオークラの北東、鴨川縁にあった藤田ホテルが取り壊され、リッツカールトンの建物が完成しつつある。その玄関先の交差点で、青信号になったので渡ろうとしたところ、タクシーが突っ込んできた。交通量の少ない交差点では、赤信号になった直後に突っ込んでくる車はよくあること。タクシーは横断歩道の手前で止まった。「当たり前やけど、よろしい」と横断歩道を渡り始めたところ、タクシーの後からもう一台突っ込んできた。こっちは完全に信号無視である。指で注意したけど、分かってるのだろうか。
これで終わりかと思いきや、烏丸河原町の交差点でスマホの兄ちゃんと本当に(わざとではなく)ぶつかりそうになった。この考えなしの(無頭エビより劣るかもの)スマホ兄ちゃん、バカ兄ちゃんのバイクか信号無視の車に轢かれたらええのにと、今日ばかりは半ば本気で思ってしまう帰り道だった。

2013/11/11


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