レストランの食品の偽装問題は、食事した者がレストランの情報コントロールというマインドコントロールに踊らされた例だ。それと同じ情報を悪用した事例が地図情報(位置情報)にあったようだ。
これも貿易統計と同様、忙しかったので11/19の記事をメモしておいたものだが、読売新聞によると、ドコモが地図情報の提供に関して利用者から受け取った「位置情報」を第三者に提供していたそうだ。
http://www.yomiuri.co.jp/net/news0/national/20131119-OYT1T00629.htm?from=top
それも5分ごとの位置情報だそうだ。クワバラ、クワバラだ。
そんなことされた分には、どこでトイレをしたとか、浮気でホテルに入ったとか、さらには滞在時間の関係から自宅住所まで特定され、どこの誰雄・誰子なのか明白になってしまう。僕なら、もしも、そんな情報をもらえたなら探偵家業をして荒稼ぎするな。なんて思う次第だ。
前にも書いたが、位置情報は通信会社に伝えないようにしておくことが一番である。どこでどのように悪用されるか、分かったものでない。
携帯の地図情報が便利で、歩ナビに使えるからといって、そんなものに頼っていたのでは、いずれは街を歩くのが怖くなり(どこにいるのかが特定されているわけだから)、家を出られない実質的な軟禁状態になりかねない。地図は、原始的であっても、紙ベースのもの、記憶ベースのものにかぎる。
2013/11/22