川北英隆のブログ

証券会社の担当者の交代

実は某最大手N証券会社に口座を持っている。前の会社を退職し、晴れて証券投資できるようになったので口座を開いたと思う。個別株はしばらく問題があろうかと、最初は投資信託を取引した。
もっとも、日本株の投資信託ではない。そんなのを注文するくらいなら自分で銘柄選択した方がパフォーマンス(運用成果)はいいと思っているので(本当かどうか計算したことはないが)。何故か、その注文が本店営業部であり(多分、調べた電話がそうだったのか、ブログを書きながら思い出してきたのはひょっとしてそれ以前からMMFの口座があったのかも)、それ以来ずっとその口座での取引である。京都に引っ越したときに京都支店に移そうとしたが、移さないでと止められた。
(日本株ではないので)電話注文していると、いつしか担当者がF氏になったと記憶している(不確かだが)。最初の注文には別の女性が電話に出たようにも思うが、N証券から電話がかかってきたのはF氏である。そのF氏が、証券会社にしては珍しく、10年近く、ずうっと担当者であり続けた。頻繁に電話をしてくるではなく、適度な間隔だった(平均、数ヶ月に一度か)。
その間、昔から日本株式の口座を持ち、眠らせていた某S証券会社(その後M証券会社)は、あるとき僕が株式売買可能と気づいたようで、その担当者がうるさいほど(酷いときは毎日)電話してきた。嫌味を言ったが性懲りないので、縁を切った。
そのF氏から先日電話があり、担当者から外れるという。理由を聞いたところ、来年3月末で定年との説明だった。いつも電話での取引、実際に会ったのは京都で一度だけだったが、そんな年齢には見えなかった。
いい担当者だっただけに残念である。父親もN証券と取引していて、いつも(毎月かな)セールスレディーが通っていた。変な商売をしなかったので、父親も信頼していた。僕が就職するときも相談していたと聞く。定年で交代した。N証券が国内の販売でトップを走っているのは、多分そういう誠実なセールスマンが「点在」しているからだろうと思う。
僕のゼミ生から何人かはN証券に就職している。誠実に、信頼を得るよう活躍をしてもらいたいものだ。「そんな忠告、今さら遅い」なんて言わないだろうとも思っている。

2013/11/25


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