川北英隆のブログ

就職活動が始まったが

今日から大学3回生の就職活動が本格化した。今日は日曜日で構わないものの、明日からえらい迷惑なことだ。ゼミでも「いついつ、興味ある企業の説明会がある」との話題が始まった。
毎年文句を言っていることだが、講義期間中に学生を呼び出しておいて、その一方で「今の大学の教育はなってへん」なんて、真面目ぶって言わないでほしいものだ。「大学をバカにし、一層しょうもないものにしているのは企業の方やろ」と思う。
それとも、「しょうもない講義しかやってないやろし、欠席しても十分」と企業側で勝手に踏んでいるのか。それとも、「わが社くらいは負けたってんか」ということだろうか。僕の講義は、出席は要請していないが、その代わりに出席して真面目に復習しないと簡単に点数を稼げないようにしてある。少なくとも、そう意識している。
就職説明会や学生の呼び出しを、講義のある期間の平日にしないでほしい。土日か、正月を含めた冬休みにしてほしい。企業側も、最低限、そのくらいの汗水を流さないといけないだろう。
最悪は、期末試験期間中に学生を呼び出されること。学生から、「企業に呼ばれているんで、その試験、追試にならないの」と質問されることがある。昔は学生がかわいそうかなと思って、少しは対応したものだが、最近は拒否している。何で企業の勝手のために、追試の問題を作らないといけないのか大いに疑問を感じるものだから。真面目に追試の問題を作ると完全に1日仕事になる。計算等の客観問題が中心の試験だから。1日分の日当を払ってほしいものだ。それとも、業側が礼を尽くし、僕を山に連れていくことで償いをするとか。
そんな学生には、「企業側に、誰それ先生に追試を拒否されたと言うこと」と指示している。そのついでに、こちらとしても、「呼び出そうとしている企業はどこやねん」とも質問する。名前の出る企業は、「あくどい商売をしている企業かもね」と思い、記憶に止めることにしている。
そういえば今年、監査法人の就職試験があるとかで、11月に予定していた中間試験の延期の要請を学生から受けた。「監査法人も自分さえ良ければ勝手に試験をするんかいな」と思ったが、中間試験なので日程を入れ替えれば済んでしまう。おかげで中間試験の日程を延期し、12月という期末に近い時期に設定した。

2013/12/01


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