川北英隆のブログ

ニカラグアの火山帯

今回のニカラグア訪問での収穫の1つが火山である。首都マナグア市内での火山の話しは書いた。それよりも感動的なのは、その西側に続く火山帯である。顕著な活火山群が70kmも続いている。
1/12にアップした写真の左奥に写っているモモトンボを東端として、ニカラグアの大きな地図で見ると、そこから西へ、大きく見て4つの火山群が70kmの距離の中に整然と、かつぎっしりと並んでいる。それぞれが活火山である。
日本でいうと九州の韓国岳から高千穂までの間のようなものかと感じたが、その距離は10km程でしかなく、1日で歩ける。それでも高校時代、韓国岳の頂上から高千穂方面を見ると、月世界のように思えたのだが。つまり、ニカラグアの火山帯のスケールは並みのものではない。
そのニカラグアの火山帯に属する主要な活火山は、西から順に、サンクリストバル1745m、テリカ1060m、セロネグロ726mとエルオヨ1079m、モモトンボ1279mである。背は低いものの、それぞれ個性的である。
写真はモモトンボからのサンクリストバル方面である。火口湖の向こうに禿げた感じでエルホヨがあり、中央右手に富士山型のサンクリストバルがうっすらと写っている。距離があるのではっきりとは写らない。
ニカラグアの火山群.JPG

2014/01/19


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