川北英隆のブログ

セロ・モゴトン(Cerro Mogonton)

「Cerro」とはスペイン語で「岩山」「切り立った小山」とある。セロ・モゴトンとはモゴトン山のこと。標高2107m、ニカラグアの最高峰である。首都マナグアの北、ホンジュラスとの国境に位置する。
本当は違反だが、「ごく一部だからええか」というので、モゴトン山周辺の地図(コピー)をアップしておく。出典は「Nicaragua, Tourist Map」というもの。マナグアの飛行場で帰国の時に買った。50万分の1の地図である。
この地図にあるOcotalという町が登山基地になる。アラスカからアルゼンチンのフェゴ島までを結ぶパンアメリカンハイウェイ(地図では「CI」の印)が通る町である。その町の北から右(東)に折れ、地図でMozonteと記された町の東側にある点線の道(四駆しか通らない道)を北上した。
1時間くらい走ると(最後のほうでメインの道路から東に少し折れたが)、コーヒーの栽培農家がある(地図もOcotalの北にコーヒーの印がある)。そこから沢に下りる。その下りた沢に沿って登り、頂上のすぐ南側で尾根に着く。尾根を少し登るとホンジュラスとの国境になる。その国境を少したどると頂上である。展望はない。
尾根上は熱帯雨林、シダ類や地衣類が多い。登った日は、下は晴れていたが、上は霧がかかり、道がぬかるんでいた。いつも霧がかかるのだろう。
暗いうちにOcotalを出て、山頂を往復し、コーヒーの農家に戻ると夕暮れだった。
「カメラが壊れたブログ」に書いたように、モゴトン山付近には地雷が残っているかもしれない。地図にもそう書いてある。尾根にも「地雷注意」のテープがある。このため、地元のガイドを雇わないと危険である。その前に、地元に住んでいないと「どの山か」「どこに道があるのか」まったくわからないが。
背は低いものの、難関の山だった。
モゴトン地図.jpg

2014/02/03


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