川北英隆のブログ

学生は真面目に勉強すべき

昨日、今日と期末試験の採点をした。何やかんやと2日かかってしまったわけだ。それも今日は祭日。そんなにまでして働いているのに(普段遊んでいるから?)、学生は気楽なのが多いと感心する。
昨年だったかに書いたのと同様、「卒業がかかっているので」とのメールが何通か入ってくる。採点していても、答案用紙に「ゴマすり」のメッセージが書いてあったりする。そんなのが今年はとくに多いように思った。それも特定の「選択問題」での試験、要するに「○×」問題で試験している講義に集中している。
過去の試験の形式を見て「簡単やろ」と錯覚するのだろうか。これは講義でも言っているが、「授業に出席すれば簡単だと思うものの、出ていないと簡単ではない」だろう。そのせいか、選択問題の点数はピンキリである。
それと今回は記述問題の形式を変えた。これまで「あることないことをダラダラ書いた答案」が多かったのに辟易してしまったため、ポイントだけ書かすように変更した。出席していない学生にはそれが難しかったのだと思う。
いずれにしても勉強しないサボりの学生ほど、教員にとって手間がかかるものはない。疲れている日には本当に頭に来る。「こっちが何とか必死に大学に来たのに、学生が休んでいるなんて」と。
もちろん、そんなサボりの学生から懇願のメールが届いても、客観的な採点方針は変更しない。全員にゲタを履かすことはあるが、特定の学生にだけ履かすことはない。そんな懇願のメールを出す暇があるのなら、「日頃からもう少し真面目に勉強したらどや」と、毎年のように思う次第である。
そうそう、「給料をもらってるのに」と反論されたところで、「ほな、もっと出せや、こっちは安月給やで」と思うだけだ。

2014/02/11


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