「3月30日の日曜日」をテーマにブログをと考えていたら、今日(3/30)、日経新聞朝刊の1面下にあるコラム「春秋」に先を越されてしまった。平均7年に1回のテーマだから仕方ないか。
昔の歌の歌詞である。何故か、その歌の出だしを覚えていた。「フランシーヌの場合はあまりにもおばかさん、フランシーヌの場合はあまりにも悲しい、3月30日の日曜日・・」である。
調べると、1969年3月30日の日曜日、パリで一人の女性がベトナム戦争に抗議するため焼身自殺をしたのを題材に歌詞が作られ、新谷のり子(淡谷のり子ではない)が歌ったとか。そんなことはまるっきり知らない。レコードがよく売れたとのことだから、誰かが歌っていたのを学生時代の暇な時間に覚えてしまったのだろう。どこで、誰がと言われても記憶にないが。
何故そんな歌を覚えているのかは、多分、社会人になる4/1に接近した、しかも前々日という、いかにも「働かんとアカンのか」ともの悲しくなりそうな日曜日がイメージされるからだろう。反戦とは無関係である。もう少し説明したほうがいい。
実際に社会人になったのは、計算すると5年後だが、その頃もまだ記憶の片隅にあり、社会人生活が近づくにつれて蘇ったのかも。調べると、社会人になる直前の1974年3月30日は土曜日だった。翌日が日曜日だったので、ふと思い出した可能性が高い。
ついでに書いておくと、「3月30日の日曜日」とセットで思い出す歌詞がもう1つある。「山羊にひかれて」である。覚えているのはこれだけ。調べると、カルメン・マキが歌っていたらしい。何故記憶にあるのかはますます謎だが、学生時代にスペインに旅行した時のイメージと重なっている可能性が高い。
2014/03/30