台湾に出掛けた。どたばたと行ったのでよく調べなかった。「よく知ってる」との感覚があったし、中国よりも日本的で、漢字での案内もかなり理解できる。とはいえ19年ぶりだった。
かつて台湾には3回行ったことがある。1991年に台北から玉山に登った。初めての海外の山であり、かつ自分たちで手配したので緊張感があった。94年に東側の花蓮に行き、大理石の渓谷を見た。95年に台北から雪山に登った。この時は台湾の入山許可の入手に手間暇がかかるのを嫌い、ツアーを使った。
関空から台北まではキャセイ航空だった。行きは3時間、帰りは2時間と近い。実のところ、台湾から遠ざかっていた理由の1つは、中華航空が怖かったから。操縦が乱暴だと思っている。今回、キャセイだったのでえらく安心してしまった。
飛行場(桃園国際空港)から台湾の新幹線(台湾高速鉄路)に乗り換え、今回の目的の都市、高雄に移動した。新幹線には飛行場の近くの駅(近くといってもバスで20分くらいかかる)桃園から乗った。なお、飛行場から台北に出るにも、新幹線を使う手がある。日本人の感覚からすると高くないらしい。ちなみに桃園から高雄(左営)まで1時間40分くらいかかり、料金は1305台湾ドル(4000円くらい)だった。
また、台北と飛行場、新幹線の桃園駅を結ぶ地下鉄の建設も行われているが、完成予定が延び延びだとか。今年中にできれば良い方とガイドが話していた。
その新幹線、車両は日本の技術、運行システムはフランスとドイツの技術となっている。ウィキペディアにもそのことがごちゃごちゃ書いてある。それはともあれ、台湾の新幹線の写真をアップしておく。入線してきた時のものだ。
2014/03/09