川北英隆のブログ

橘木俊詔教授の退職記念会

今日の夕方、京都大学を退職後、同志社大学に転じられた橘木(たちばなき)さんの退職記念会が催された。最終講義があり、その後にパネルがあり、最後にホテルで立食となった。
同志社ではともかく、京都大学では通常は最終講義(講義といっても振り返りみたいな話)とパーティーだけなので、パネルディスカッション付きは珍しいと思う。それだけに、話したいことが多かったのだろう。また、パーティーでは、結婚式の披露宴さながら、いろんな関係者が思い出を中心に語っていた。
橘木さんとどこで知り合ったのかをメモしておきたい。といっても手帳が家にはないので、推測が入っている。それはともかく、今日もらった橘木さんの業績一覧によると、1993年に『生命保険の経済分析』を日本評論社から出版されている。多分、この本の原稿を書くため、ニッセイ基礎研究所を訪ねて来られたと思う。共著者である中馬さんと一緒だったとの記憶もある。
何を聞かれたのか、それに基づいて何を書かれたのかはほとんど覚えていない。ただ、訪問を受けただけの記憶である。もう1つ、当時、法政大学に在籍していたO先生が「橘木さんは人をぐいぐい巻き込むから、(そうならないように)気をつけた方がいい」と忠告とも感想ともつかないコメントを聞いたことだけは記憶していて、それも鮮明である。「仕事が来たら嫌やな」との警戒心が働いたのだろう。
幸いかどうかはともかく、橘木さんと一緒に仕事をしたことはない。研究領域が異なっていたせいもあるだろう。1年間(2006年度)、同じ職場だったのが最大の思い出だろうか。そうそう、学部の入学試験の監督で一緒だった。一緒にただ働きしたわけだ。本当にご苦労さんでした。
注:2/14に、センター試験の監督手当をもらったと書いたが、やはりもらっていないようだ。その時に示した特殊勤務手当とは、多分、博士論文の審査への対価のようだ。

2014/03/15


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