川北英隆のブログ

野村別邸碧雲荘2

2011年6月に見学した碧雲荘を約3年ぶりに見学させてもらった。謂われは2011年6月27日のブログを。前回は花菖蒲と半夏生、今回は桜の季節。東京の知り合いが「見せて」と頼み、実現した。
詳細は聞いていないが、京都は桜、だから3月末となったのだろう。
当日(3/28)、東京から公認会計士のA君、弁護士のT氏、公認会計士で4月から慶応の教員となるN氏がやってきた。3人は野村証券の幹部と大学で同級生だったとか。昨年の同窓会で見せてもらう約束となったらしい。3人の敬称を書き分けたのは、A君と僕は幼稚園、小学校、高校と一緒だった。T氏とN氏とは社会人になってからの付き合いである。A君のセッティングで5年程前から意見交換を交えた飲み会をしている。今回、その飲み会の場所を碧雲荘の見学と兼ねて京都に設定した。
京都の桜は前日(3/27)に開花した。碧雲荘の桜は枝垂れが2本、寄せて植えてある。染井吉野よりも少し早い開花で、当日は3分咲程度だった。6000坪(周囲を入れると7000坪)の庭園内にはこの2本の桜しかないものの、桜が咲くと、一点だけ赤く池に映える。もう1本、借景となっている永観堂の多宝塔の右横に桜が見えるとのことだが、まだ咲いていなかった。
野村別邸の庭はともかく、南側の塀と門に沿って、染井吉野と赤松が交互に植えられている。花菖蒲もある。これらは通りから見えるから、隠れた人気スポット(矛盾した表現かな)とのこと。
別邸を出て、野村美術館で太田垣連月尼の焼き物と掛け軸を見学、南禅寺の三門に上がった後、疎水沿いを歩き、知恩院、八坂神社を通って木屋町に戻った。暖かで充実した一日だった。
写真は残念ながら、ネットにアップしないという約束で撮らせてもらったので・・。

2014/03/30


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