モバイルを使い新幹線の予約の変更を時々行っている。会議が予想以上に長引いたときに多い。というか、予約変更が簡単になったので、会議時間を甘く想定し、新幹線を予約するようになった。
この予約変更になれてくると、というかモバイルでのネット閲覧になれてくると、JR東海の予約画面の作りが非常に不親切だとわかってきた。
まず、通常の小さなスマホの画面に合わせて設計されているのか、それともガラケイ向けのものなのか、予約変更に必要な表示全体が画面に示されない(こっちは7インチの画面やで)。だから画面を左右に動かさないといけないのだが、その動かせる画面がいくつかに分かれているようで、必要なボタンをすべて押して次の手順に移るのに手間と要領が必要である。「画面の拡大、縮小で対応するように、普通のやり方にしたれや」と思う。
もう1つは、どうも速度というか反応が遅い。このため、上で示した画面のクセを知るまでに時間がかかった。つまり、こちらの操作にミスがあるのでは、もしくは画面がハングしているのではと、最初は思ってしまう。
今日、元社長が立派な勲章を授与されると新聞に公表されていたが、それで予約サイトの欠陥を思い出したというわけだ。「こんなんじゃ、競争にさらされた企業の場合は商売にならんで、東電と一緒やん」と思う。それでまたまた思い出したのが、ゼミの卒業生がJR東海に入社したのだが、半年くらいして「社風が合わない」と辞めたことである。それを同級生から聞いたときは、ちゃんとした学生だっただけに笑ってしまった。今では「さもありなん」と思ってしまう。
いずれにせよ、偉い人は、予約する側も予約を受ける側も、ネット予約とは無縁に近いのだろう。
2014/04/29