奈良盆地の東山、その最高峰を歩いたまとめである。「その2つの山がどんな山なのか、イメージがつかめん」とのコメントへの返事を兼ね、2つの山の写真をアップしておきたい。
最初の城山は、国見山の西麓に着いてからの写真である。大和高原は名前のとおり、高台である。城山は、その大和高原のいわば前衛峰である。このため、大和高原から見ると丘でしかない。見て欲しいのは頂上から右手(北側)に平らな部分があり、そこから急に落ち込んでいる(写真では、杉のすぐ左側の傾斜の傾斜が大きい)ことである。この北側の落ち込みが城山の特徴となっている。
下の国見山は、先の城山とほぼ同じ高度から見た写真である。比較すると、城山よりも国見山のほうが少し高いと理解できるだろう。とはいえ、そんなに高いわけでない。国見山は城山よりも150メートル程度高いにすぎない。このため、城山が丘であるのなら、国見山も丘でしかない。
いずれにせよ、茶畑の上に浮かんでいる山とは何か。そもそも奈良の地形が東側で特徴的なのかもしれない。
2014/05/14