日が長くなり、夕方に研究室を出ても日が沈まないうちに家に帰れる。前にも書いたが、山は明るいうちに登るのが一番、仕事は夜でもできる(ホンマかいな)。ということで、山越で帰ることにした。
低山である大文字山はすっかり初夏である。モチツツジのピンクの花が咲き、今が一番美しいかもしれない。もっとも、そんなに株数が多くないので、目立つわけではないが。なおモチツツジとは、花の付け根を触るとネバネバしていることによる。
大文字山の頂上付近でツツドリが5月初旬と同じく低く太い声でポポッ、ポポッと鳴いていた。また、蹴上への下りではホトトギスがしきりと鳴いていた。同じカッコーの仲間とはいえ、ホトトギスの方が活発なのか。それで、肝心のカッコーはというと、例年そうだが、大文字山付近にあまり来ないのかもしれない。もう少し遅い時期に、ときたま声を聞く程度である。
今日の京都の気温は29度まで上がったが、まだまだ山歩きの季節である。空気が乾燥しているため、汗をかく量が少ない。喉も渇かない。ということで、歩けるうちにもっと歩くつもりである。
2014/05/19