川北英隆のブログ

日銀の審議役に清水さんが

先日、日経の朝刊をパラパラめくって読んでいたら、ふと目線が引き寄せられる記事があった。4/10のブログに書いたように、特定の箇所に視線が吸い寄せられる体験を先日も味わったわけだ。
その日、視線の吸い寄せられた記事とは、「日銀、清水季子氏が女性初の審議役に」というものだった。顔写真があったと思う。それに反応したのだろう。清水さんが日銀において女性として初めて審議役に昇格すると紹介されていた。異動は16日付け、部署は国際局だそうだ。嬉しいニュースである。興味があればネットで検索するとすぐに記事が出てくる。
かれこれ10年くらい経過するだろうか、清水さんとは現在の年金シニアプラン総合研究機構での研究会で一緒だった。そのことを、当時、横浜国立大学教授のAさんにしたところ、「へえー」と羨ましそうな感想をもらしていた。Aさんに言わせると「美人の・・」ということらしい(「別の人に言わせるとどうなんや」との質問は受け付けたくないが)。
そんなセクハラと訴えられても仕方ないような会話はともかくとして(早々に切り上げるにかぎる)、当時の研究会が楽しく、かつ有意義だったことは確かである。その時の研究成果を僕自身、(多分)依然としてフォローしている。
研究はある意味、ディスカッションから生まれる。誰もふんだんに独創性を有しているわけでない。他の人の意見を聞くことで、刺激を受ける。その刺激から独創的な考えが生まれることも多いと記しておきたい。この意味で、清水さんの記憶がいまだに残っている。今後とも活躍されることを。

2014/06/11


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