今日の夕方、東京から戻った足で祇園に出かけた。定例(とはいえ1年ぶりだったか)の飲み会があったから。店はなかなか良かったので明日にでも書くとして、その帰りが最悪に近かった。
祇園祭のせいかもしれないが、人出が多い。長刀鉾は今日、組み立て作業が行われていた。実は昨日の予定だと聞いていたものの、台風で荒れるかも知れないとの予報に警戒し、今日に変更したのだろう。柔軟である。
その帰り、外人も含めて相当の人が祇園を歩いていた。しかも、客引き、ポン引きが多すぎる。観光客の1/3近くの人数が表通りはもちろんのこと、交差点にうようよしている。10年前に京都に転居した当時は木屋町と河原町の間にしかいなかったと記憶している。その後は祇園界隈の横手に姿を見せたかな。でも表通りにはいなかった。ゴキブリが日中にうろうろしないのと一緒である。それなのに今日は(少し以前から感じていたが)、そのゴキブリがずうずうしくなり、ハエ叩き持参で来れば良かったと思うくらい、のさばっていた。
新宿はゴールデン街に陣取っている(今はどうか知らないが)怖そうな兄ちゃん、姉ちゃんではないものの、観光都市京都を目指すのなら、人型のゴキブリは大いなる恥である。しかも紙を配っているから、大量のゴミも出る。
先日書いた昼間の場外馬券売り場といい、京都市や京都府は「何をしてるんや」というところだ。「もっとしっかりせんと」と思う。そうでないと、京都自身が観光と称した客引きをして外人を騙くらかしていると見られかねない。「あんないかがわしい街に二度と行かんで」と思われる。
トップたるもの、冷房の効いた車で移動するだけではなく、しっかりと自分の足で歩き、感じたことがあればすぐに行動に移すべきだ。
2014/07/11