多分、仕事疲れだろう(嘘?)。まだ前期の試験の採点がまったく進んでいない。それにもかかわらず、夕方に大文字山に出かけた。4時過ぎだった。そんな大文字山は様相が一変していた。
というのも、先日まで鳴いていなかったヒグラシが、彼/彼女(といっても鳴くのは知ってのとおりオスだけ)の好きな沢沿いはもちろん、尾根でもカナカナとしきりと鳴いていた。
そういえば、明日が立秋だとか。耳を澄ますと、草原には秋の虫の音がする。アカトンボも多くなった。ヒグラシが鳴き始めると夏も半ばを過ぎた気分になる。
かなかなのなかなか鳴かず夏半ば
という季節が終わったのだろうか。
今年の関西は気象庁のおかげで涼しい。というのも、7月の中旬過ぎだったか、エルニーニョの発生が遅れているとかで、「今年はやっぱり猛暑だ」と気象庁が見通しの変更をしてくれた。そのためか、天気は気まぐれに振る舞っている。エルニーニョが発生すると日本の西部で雲が発達し、猛暑にならないとの当初の見通しに近い状態が生じているから。このため、四国は大雨、関西も比較的しのぎやすい夏になっている。それとも、気象庁の予報は関東中心、関西は無視、さらに四国や九州は「そんなん、あったの」ということで、関東が猛暑なら「予報が当たった」となるのかも。
いずれにせよ、今日は比較的快適な大文字の散歩だった。
2014/08/06