今日の関西は台風の影響で大雨。研究室で仕事を片付けたいと思っていたが、家に閉じこもらざるをえない。そこで、アメリカ株への投資に際して何を情報源にするのかメモしておきたい。
アメリカ経済に関しては新聞情報がある。また、直接アメリカの統計にアクセスしてもいい。指標が充実しているから面倒かもしれないが、慣れれば迷うことも少ない。
それに対して企業情報が困る。というのも、アメリカにどんな企業があるのか、日本人にとって不案内だから。この点に関して、東洋経済新報社から「米国会社四季報」が出版された。初版だという。掲載されているのはS&P500の採用銘柄+αとETFとある。銘柄数が限定されているとはいえ、アメリカの主要企業を一覧できるのがありがたい。さすが、東洋経済、先見の明がある。今後は定期的に出版されるように応援したいものだ。
これを片手に、もっと個別企業のことを知りたければ、1つは当然ながら、企業サイトに入ることか、SECへの届出書を見ることである。インターネット時代、自由自在である。
もう1つは、かつて書いたかもしれないが、NASDAQのホームページに入ればいろんな情報が提供されている。10年間のチャートもあれば、そのデータをダウンロードすることもできる。業績のサマリーもあるし、アナリストの予想もある。要するに東証の個人投資家サービスとは大違いである。
最後はネット証券との契約である。(深い意味で)残念ながら、日本の大手証券の手数料は高すぎる。ネット証券だと海外株の投資が簡単、しかも個別企業に関する情報が揃っている。
後は、投資家自身のスタンス、洞察力、分析力、勘、そして運次第というところか。
2014/08/09