川北英隆のブログ

京都の店・梨吉

今日、久しぶりに梨吉に行った。店の場所は祇園の一角、少し難しい。とはいえ、グーグルマップで調べればすぐである。予約したときに何年ぶりかと思ったが、調べると約3年前ぶりだった。
梨吉のことは何回か話題にした。今日はもう一度というか、初めて正面から書いておきたい。
梨吉の主人が期待もしていなかったのにミシュランの星が下りたように、その前から美味い店だった。今日も食べながら話していたのだが、同じ星が下りた店でもばらつきがある。その点、梨吉は十分価値のある店だと思う。
最初に出てきたのがしっかり茹で上がった枝豆と衣かつぎ、次にハモとヒラメの骨せんべい。これらがビールとともに渇いた喉に合って美味かった。
その後のすべてを覚えてはいないが、賀茂茄子の田楽、ハモと松茸の椀、ヒラメの昆布締め、アワビの蒸し物も美味かった。しかし、何といっても40分かけて焼いたという小さな鮎3匹に感動した。同じ星でも、最近食べた料理旅館の少し生臭い鮎とは比べものにならない。最後に出てきた餅米とショウガ、その他の炊き込みご飯も夏にぴったりだ。
ということで満足して帰った。そのため、明日のための仕事をする気にもならず(今日に限らないか)、ブログに記録を書いただけで深夜前となってしまった。これで今日は店じまいである。

2014/08/27


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