夕方、帰りに川端通りを歩いていると、狭い歩道を自転車が次々にやって来る。半分はライトを付けていないから、自転車の接近にすぐに気づかない。つい「ライトをつけろや」と言ってしまった。
前にも書いたが、ライトは自分のためだけではない。他への注意喚起の意味も大きい。それを感じないのはアホの証拠でしかない。どこかで、つい知らなかったことを装って、傘でも突き出してやろうかと思っている(本音のところ、せえへんけど)。
今日の日経夕刊13面の見出しに、新幹線の運休に関連して、「商談間に合わぬ」との見出しがデカデカとあった。それを見て笑わずにはおれない。というのも、今日の午前、遠方からの客が2組あった。1組は東京、1組は岡山だった。2組とも、台風のコースを見ながら、昨日のうちに京都に入っていたそうだ。約束したからには当然だし、「どうでもええや」と思うのなら、前日に連絡を入れておくべきである。
ということで、「重要な商談なら、その程度の対処をせえや」と思う。そんな対処をしないのは、商談はほんのついでの遊びなのか、本人が根アホなのかのどちらかでしかない。そんなことを、さも新幹線が悪いように見出しにする記者も、出来が悪いのかも。
ついでに書くと、この程度のことをイメージできないようでは、相場で儲ける才能はゼロ以下だろう。
2014/10/06