10/6、日経新聞の5面に「ETFに特化した投資顧問の新会社、個人向け」との見出しがあった。「お金のデザイン」という会社が10/8から営業を開始するとのニュースである。
以前からこの会社のことを聞いていた。「いよいよスタートしたんか」と祝辞を心の中で述べた。
この会社の発想は、世界にわんさとあるETF(Exchange Traded Funds、上場投資信託)を用いたラップ口座の提供である。この仕組みにより、グローバルな分散投資が比較的安価に可能となる。
実は先週末、週刊朝日から取材があり、「話題のラップ口座 ここに注意」という特集に答えたところである。取材のタイミングがもう数日遅かったら、「お金のデザイン」のことにも言及できたのだが。残念ながら、いつ営業開始なのか不明だったので、名前と仕組みを出せなかった。
「お金のデザイン」の場合、手数料の安いETFを投資対象とし、またポートフォリオ構築のシステムを使い、個人のニーズに適応した投資サービスを提供すると聞いている。既存の証券会社や信託銀行も、顧客目線でのラップ口座の提供を考えないと、競争に取り残される段階に入ったようだ。
2014/10/08