故あって、日本円をイギリス・ポンドの現金に両替する必要が生じている。「故あってなんて、旅行に決まってるやろ」というわけだが、「まさにその通り」。そこで問題になるのは、両替のコストだ。
毎回、円を外貨に替えるたびに思うのは、「ひどい時には10%近い手数料を払ってどうするんや」ということである。交換すべき外貨がマイナーになればなるほど、日本の両替商(越後屋かいな)にピンはねされる手数料がバカにならない(さすがに関西でも「アホにならない」とは言わないが)。
この点、マイナーな通貨であれば、現地で両替するのが常道である。僕の場合、現地に着いてすぐ、円を現地通貨に両替している。ドルを現地通貨に両替した方が、その瞬間は得なのだが、そもそも円からドルへの交換レートも考慮しなければならず、トータルとしては損である(厳密に計算したわけでないが)。それと、これまで円を現地通貨に両替できない国はなかった。
で、ポンドは微妙である。ドルやユーロほどメジャーでないから。といって、マイナーでもない。どうすればいいのか。ネットで調べてみた。結果は、日本で両替する場合、大黒屋の交換率が一番高そう(有利そう)だった。でも、京都での取り扱い店はない。今度、東京に出かけた時に最寄りの店舗で両替することにしている。ちなみに、イギリスでの両替コストは不明だったし、日本でのコストが極端に高いわけではなさそうだった。
では日本での手数料の違いはというと、どうせ交換する金額は(現金のみという変な物を買うわけでもなし、以前の旅行の残りもあるし)100ポンド程度だろうから、1%違ったとしても170円程度でしかない。調べる手間だけ損というわけだ。とはいえ気は心である。ついでにブログネタになれば、一石・・一鳥でしかないかも。
2014/10/27