ロンドンの11月
現在、ロンドンに滞在している。手元にファイルがないので確認できないが、12年ぶりのはず。また、前回の要件が何かも、ほとんど忘れてしまった。山登りでないことだけは確かである。
今回の用件が何かはともかく、ロンドンは大きく変わっていた。高い建物が目立っているし、現在も建設ラッシュである。規制が緩和されたからとのこと。高い建物の窓から見ると、建設用のクレーンが林立している。建設ラッシュの東京より多いと思う。
今回のロンドンでの用件先はシティーにあったから、宿泊しているホテルもシティーの中にある。ホテル代がえらく高く、300ポンド（5万円）を超えている。予約してもらったのは良いホテルとのことながら、部屋は普通である。期待してはいけない。そもそもロンドンの中心部のホテルは200ポンド以上とのこと。
そんなシティーを歩いていて気づくのは、見かけるほとんどが白人であることと、ほぼ全員がすたすた歩いていることである。僕の歩くスピードは速いのだが、それでもいつも何人かに追い抜かれる。背の高さは変わらないのに。この急ぎ足がロンドンの特徴かとも思っていた。しかし、金曜日（ロンドンでの今日）の夕方、ハロッズ（見学のみ）と自然史博物館（何と無料）を訪れたところ、観光客が多いせいもあるのだろうが、とろとろ歩いているのが多かった。金融機関が集中するシティーが異様なのかもしれない。
季節は11月、天候がめまぐるしく変わる。南西から風が吹き込むと、雨が通り過ぎる。京都の時雨に似ている。木の葉も舞っている。もっとも、そんなに寒くはない。多くはコートを着ているのだが、半袖も何人か見る。
写真はホテル近くのセントポール大聖堂である。
追記：このブログはホテルからアップするはずだったが、自分のHPに不明の原因でアクセスできなかったため、今になってアップしておく。
2014/11/15
