ロンドンとバミューダを訪問した。目的は、そんなところに山があるわけではなし、観光に徹するには好みの場所から離れているし、仕事に決っている。ロンドンでの会議のついでに再保険を調査した。
ロンドンの金融の中心地、シティーには有名なロイズ(Lloyd's)がある。ロイズは保険市場を形成しており、ロイズで保険取引するために多くの保険関係の会社がロイズの建物の周辺に集中している。まずは、そのロイズといくつかの保険関係の会社を訪問した。
バミューダは税的特典で有名な島であり、イギリス統治領である。ロンドンから飛行機で約7時間かかる。そのバミューダには、税的特典を求め、ロイズと結びつきの強い保険関係会社が店を構える。一種のクラスターの形成でもある。保険関係のノウハウが集積しているため、それが好循環を生み出し、バミューダを保険の島にしている。
実はE氏が保険関係の仕事をするため、バミューダに会社を設立し、家族もろとも移住した(移民ではない)。そこで、彼の案内で再保険関係の調査を行ったわけである。
この調査旅行については何回か書くことにする。まずはロイズの建物の写真をアップしておく。
2014/11/15