この時期、って晩秋にサギやカワウが鴨川で宴会を開く。写真がその宴会の様子だ。晴れた日、鴨川の土手を歩くと簡単に出会う。「ほんまに宴会なん」と質問をされても、宴会は宴会である。
宴会って、ご馳走はどこにあるのか。実はこれも写真に撮ったのだが、今、外出先で使っているパソコンに写真処理ソフトが入っていないので、上手く表現できない。機会があればアップしたいが、実は10/23のブログに添えた写真にヒントがある。現在、その写真に泳いでいる魚の数が猛烈に多くなっている。要するに魚影が濃い。
その魚を宴会のご馳走にしているわけだ。もっとも、魚の泳いでいる場所は水かさがあるので、サギはそこに足を踏み入れず、外に出てきたのをついばんでいる。では何故、カワウがその魚影の濃い中に潜らないのかは不思議だが、彼/彼女らなりに資源保護を(下手に潜ってしまうと、集まっていた魚が一斉に逃げ出し、サギを喜ばすだけだと)考えているのかも。
それで宴会だから、サギの歌が時々聞こえる。グァー、グァーと。酒はというと、魚と一緒に飲み込む鴨川の水、鴨の生一本か。
2014/11/21