今日の選挙で投票した。選挙には気が向いたら行く。期日前投票をしたこともある。最近、衆議院選挙には皆勤ではないだろうか。何故そんなに衆議院選挙に熱心かといえば、最高裁の審判があるから。
今の住所の選挙区は大したことがない。誰が当選しても影響力がないだろう。要するに、この選挙区で議員を選ぶのは税金の無駄だと思っている。早く議員の数を減らす方向で調整してもらいたいものだ。
これに関連して、最高裁の裁判官の審判には非常に高い関心がある。何故かというと、1票の格差をけしからんと思っているから。大いに問題ありとされながら、行政府と立法府がその状態を延々続けさせているのは、国民を完全に舐め切った行為だから。それを許している最高裁も共犯である。
とはいえ、最近では司法のムードが変化してきているから、その変化を後押しするのが国民として正しい行動だろう。昨日の新聞に意見広告があり、「今回の5人の審判対象者のうち、誰それ3人に×を付けよう」と書いてあった。理由(1票の格差に対するスタンス)もはっきり示されていた。少し前、5人に対して新聞社が質問状を渡し、それに対する各裁判官の回答が紙面に掲載されていた。それを読んだだけではよく理解できなかったから、昨日の意見広告は画期的と思えた。意見広告の作成者に面識のある弁護士も入っていたし。
明日、楽しみなのは、その意見広告がどの程度の効果を発揮するのかである。1票の格差に関して保身的な行動に終始しているほぼすべての政治家に対し、最高裁の裁判官としての責務である「監視機能」を放棄しているに近いと思える3人に、×の嵐が吹き荒れるのかどうかである。意見広告で名指しされた裁判官と他の2人との間に明らかに差が生じたのなら、拍手喝采したいものだ。
2014/12/14