川北英隆のブログ

台北の七星山に登る

今回の台湾旅行で最初から狙っていたのが台北の北側、陽明山国家公園にある七星山(1120メートル)である。行こうと思って調べるまで知らなかったのが、陽明山が火山群だということである。
台湾の有名な温泉、北投温泉はこの火山群にある。しかもこの火山群、煙(亜硫酸ガス)も上がっている。さしずめ那須山が東京のすぐ北にあるようなもの。御嶽山の例もあるから、日本であれば大警戒になったとしても不思議でない。
行き方はネットで調べた。台北駅から260番のバスに乗り(このバス停、どうも複数あるようで、なかなか難しい)、終点の陽明山バスターミナルまで行き、そこで108番のマイクロバスに乗り換えて小油坑で降りる。市内から1時間少しである。
バス停横の小油坑という噴気孔を見学した後、バス停のすぐ裏から登り始め、噴気孔を高巻く。笹と草の道が続き、所々に小さな噴気孔もある。頂上まで40分程度で登れる。
写真が頂上である。残念ながら曇り空で、展望は今一だった。晴れていれば台北はもちろん、海も見えるだろう。
下りは七星山を越える感じで陽明山バスターミナルまで歩いた。車道まで1時間、そこからさらに30分程度歩いた。この道を上りに使えば、登りごたえがあるだろう。
小油坑の登山口から陽明山バスターミナルまで、よく整備されていて、石段続きの道が続いている。石段なのでかえって疲れるが。
七星山.JPG

2015/01/27


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