川北英隆のブログ

うどんの美味さは関西か讃岐か

うどんは関西の食べ物と思っていたら、讃岐が突然?登場した。付け加えれば、うどんの類として甲府の「ほうとう」や名古屋の「きしめん」がある。はたしてどこのうどんが一番美味いのか。
失礼ながら、関西人の血を引く者として最初に除外するのは「ほうとう」と「きしめん」である。富士山の登山と一緒で、一度食べてほぼ満足である。残るのは関西うどんと讃岐うどんだが・・。
実のところ、冷たいうどんは讃岐かなと思っている。奈良県人として、そうめんも好きなのだが、どうもまどろっこしい。ちまちましている。その点、讃岐うどんをタレに浸してツルツル食べるのがいいと思っている。
しかし、暖かいうどんは、やはり関西だろう。何が良いといって、出汁に尽きる。関西の柔らかいうどんに出汁が染みて、その味わいが抜群である。讃岐のうどんでは出汁は染みないのではないか。そう、関西のうどんの美味さは、冬の煮込みうどんが美味いのと同じ理屈である。この点、現地で讃岐うどんを食べていないことが多少関係しているかも。
実は、カミさんが圧倒的な関西うどん派である。「讃岐なんて、いややで」と言っている。いずれにしても、華麗じゃない、加齢とともに、柔らかいものを好むようになるのかもしれない。

2015/02/10


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