少しだけ、山歩きのノウハウを書いておく。山慣れてくると当たり前かとも思う一方、使っている人をあまり見かけないのが国土地理院の地形図のことである。今では簡単にネットで閲覧できる。
ネットで日本の地形図が公開されている。http://maps.gsi.go.jp/ から入ればいい。
紙ベースの地図と違い、切れ目がないから、登ろうとする山や観光地の下調べをするのに便利である。国土地理院としての最新もものがアップされているようだ。相対的には情報として古いと思うが。縮小と拡大も自由である。さらに印刷機能も付いている。
もっとも、気をつけないといけないことがある。山登りに使うには、これまでの地形図と同様(紙ベースのものと同じ情報にもとづいているから当然だが)、道の表示が完全ではないことである。
例えばと調べたところ、僕がいつも歩いている大文字への道(蹴上から尾根筋をたどって大文字山頂へ登る道)が表示されていない。それなのに、周囲のあまり誰も歩かない(少なくともハイキングに使わない)道がやたらと詳しく表示されている。なお、銀閣寺から大文字山頂への道は表示されている。
もう1つは、縮尺の表示が(少し探したものの)見当たらない。左下の方に距離の表示があるので、それを頼りに縮尺を計算するか、「機能」として距離を計測できるので、それを使うことだろう。
最後に、最近気づいたことを書いておくと、グーグルマップと同様、現在位置を表示させることができるように思える。あまり気持ち良くない機能なので確認はしていないが、次に観光地を歩く時、スマホを使って確認してみたいと思う。
2015/03/01