ホワイトデー狂では株式で損失
忘れていたが、昨日はホワイトデーだった。左々舎に行く地下鉄で、乗り込んできた女性の3人組が戦勝品を見せ合っていた。ちらっと見ていると、菓子類が多い。「太るで」と心の中で注意した。
思うに、バレンタインとかそのお返しのホワイトデーとか、前にも書いたように思うが、要するに業者の悪企みでしかない。そんなしょうもないことに心血を注ぐなんて、僕には到底できないし、したくもない。何てやってきたおかげで、最近は義理チョコが1つか、せいぜい2つである。本命チョコなんて、とうの昔から1つもない。
その義理チョコ、必ずくれる得意先があるものの、相手もさるもので、CSR（corporate social responsibility）に引っ掛けて郵送してきてくれる。こちらはその相手にホワイトデーのお返しなんてしたことがない。もう少しちゃんとしたことをしようと思ってきた。
それはともあれ、バレンタイン、ホワイト、はたまた最近ではハロウィンと、あの手この手の悪巧みに皆と一緒に無邪気に乗っているようでは、株式投資でババをつかむこと、ほぼ間違いなしだろう。皆と一緒に動いたのでは下手なサッカーと同じである。
相場の格言に、「人の行く裏に道あり花の山」というのがある。相場の世界では、投資理論や数値モデルが完全に成立しているものではない。少し斜に構えて株式市場を見れば、意外にも儲かるチャンスが転がっている。それと同じで、バレンタインとかホワイトデーを適度に外せば、案外簡単に本命に接近することができるかも。
2015/03/14
